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5-1.眼のしくみ
視力とは、自分の目を通して見ることができる視覚の基準です。赤ちゃんの時からその人の視力が決まっているわけではなく、少しずつ発達を繰り返すことにより、十分な視力をもっていきます。
【近視】
近視とは、遠方のものがはっきりと見えず、ぼやけて見える状態です。 屈折異常のひとつで、眼球内に入ってきた平行光線が、調節力を働かせていない状態で、網膜上の正しい位置ではなく、もっと手前に焦点を結んでしまう状態で近眼(きんがん、ちかめ)ともいいます。
【遠視】
遠視とは、像を写す網膜より後方で焦点が結ばれてしまうことで、手元のものも遠くのものもぼやけて見えてしまいます。
原始の人間はみな遠視であったといわれ、今日でも大草原や大海原を背に昔ながらの生活をつづける一部の部族にもこの影響は残っていますが、現代社会において遠視になるという環境は珍しいため、遠視の人の大部分は遺伝が影響していると考えられます。
【乱視】
乱視とは、角膜にややゆがみがある状態です。縦方向・横方向の曲率半径が違うため、像がぼやけたり、二重、三重に見えたりする。遠くも近くも見えにくくなります。
【老眼(老視)】
老眼とは、年とともに水晶体の弾力が衰え、水晶体の厚みを変えることが難しくなる状態です。 一般的に遠視の人は老眼になりやすいとか、老眼になるのが早いといわれますが、実はそうではなく、遠視の人は近くが見づらくなるので、顕在化しやすいだけです。